会社名 | 株式会社湖月堂 |
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代表者 | 代表取締役 本村 伸子 |
本社 |
〒802-0031 北九州市小倉北区赤坂海岸3-2 TEL:093-541-0961 FAX:093-541-3756 フリーダイヤル:0120-47-0961 |
創業 | 明治28年 |
事業内容 | 和菓子・洋菓子製造販売 喫茶・食事 |
事業所所在地 |
本店 北九州市小倉北区魚町1-3-11 TEL:093(521)0753 営業部 北九州市小倉北区赤坂海岸3-2 TEL:093(541)0961 その他の店舗は、店舗案内をご覧下さい。 |
組織 |
営業活動 店舗運営 路面店運営を中心 外食事業 喫茶事業展開 商品開発 新規商品開発 法人営業 法人向け催事営業 通信販売 WEB&TELによる通信販売 |
湖月堂は、明治28年に、八幡製鉄所(現 新日鉄)や炭鉱の開発で活気溢れる小倉の地で、菓子職人・小野順一郎の手によって誕生いたしました。
明治28年創業当時、正月の祝儀にも使われる、縁起がよいといわれた勝栗を饅頭の中に入れた「栗饅頭」は、大変好評を博したようです。以来「湖月堂」は目抜き通りの魚町に本店を構え、100有余年の間、北九州・福岡の皆様に親しまれて参りました。
他にも、渋皮つきの栗を丸ごと一つ包みこんだ「一つ栗」や、厳選された赤小豆を甘さ控えめに練り上げ、パイ生地で包み込んだ「ぎおん太鼓」もご愛顧を頂いております。
本店には「喫茶去」という300席程の甘味処もあります。そこでは、街中ながら、ゆったりとおくつろぎ頂き、お食事も楽しんでいただけます。
これからも、益々の精進を重ね、皆様にご愛顧いただけますよう努力していく所存でございます。何卒、今後ともお引立ての程を、宜しくお願い申し上げます。
湖月堂の屋号は、明治33年春、当時小倉第十二師団二代目師団長だった井上光中将に命名して頂きました。井上光中将は、当時48歳という最年少で師団長に着任された方で、森鴎外の「小倉日記」にも登場する人物です。井上師団長は、小倉師団の軍医部長だった森鴎外の上司にあたります。
後に大将となる若き師団長は碁を打つのが趣味で、菓子職人であった創業者の小野順一郎とよく対局していたようです。順一郎が屋号の相談をしたところ、その人柄を信頼し「湖月堂」と命名して下さいました。
順一郎から屋号の相談を受けたとき、古典文学にも造詣の深い井上師団長は、江戸時代前期の古典学者北村季吟の源氏物語注釈書「湖月抄」を思い出されました。紫式部は石山寺で琵琶湖の月を見、興を催し、まず「源氏物語」の須磨の巻に手を染めたとの伝説があります。
湖月堂のシンボルマークは、その伝説に由来しています。小さな月と大きな月の2つの月が並んだ形をしていますが、小さな月が夜空に輝き、それが湖面にうつり、大きな月となって浮かんでいる、そういう情景を表しています。